【満員御礼】平成28年5月28日案内「枇杷島の美濃路」― 庄内川の自然堤防と小田井市場が創った町並みを歩き尾張型町家を訪ねる ―

名古屋スリバチ学会フィールドワーク 「枇杷島の美濃路」

― 庄内川の自然堤防と小田井市場が創った町並みを歩き尾張型町家を訪ねる ―

【満員御礼につき、締め切らさせていただきました。ご了承ください。】

 

愛知県清須市の西枇杷島町には、江戸時代初期、1611年(慶長16年)に徳川家康の命により開設された、江戸神田、大阪天満と並ぶ日本三大市場の一つ「下小田井(しもおたい)の市」がありました。現在も、市場から美濃路に沿って商家や町家が立ち並んでいた面影が残されています。

フィールドワークでは、庄内川の自然堤防上につくられた美濃路を歩き、地形に沿って発達した町並み、青物市場と山車祭、尾張型町家などに着目して探索を行います。

当日は、西枇杷島で生まれ、登録文化財の町家に住まわれている柴田正康さん(愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会〈略称:愛知登文会〉理事)に案内をしていただき、ご自宅も拝見します。

なお、個人のお宅を訪問するため、参加者を少人数に限定させていただきます。定員に達し次第締め切りますので、早めにお申込みください。

【キーワード】

自然堤防、新川、小田井人足、庄内川の中島、枇杷島橋、日本三大市場、高石垣、山車蔵、野風呂、濃尾地震、尾張型町家、茶室、ガス燈、閑所(かんしょ)、屋根神様、登録有形文化財

 

◆集合時間・場所

5月28日(土)

12:55 名鉄名古屋本線「東枇杷島(ひがしびわじま)」駅改札口集合

(東枇杷島は普通しか停車しません)

 

◆行程(予定)

13:00出発 美濃路をたどり

枇杷島橋~中島の痕跡~東六軒町山車蔵(小田井市場の繁栄の証)~閑所~敷地造成のための高石垣~問屋記念館(濃尾地震を生き延びた江戸期の尾張型町屋)~茶源(美濃路最大級の町家)~一休庵(長屋と屋根神様)~柴田家(国登録有形文化財)を訪ねます。

17:00頃 名鉄二ツ杁駅 解散

 

◆参加費300円(資料代等)

(少人数の開催となるため保険には加入できません。ご承知ください)

 

◆懇親会

フィールドワーク終了後、美濃路に面する「八百喜」(安政年間創業の仕出し、和食店)で懇親会を開催します。(酒菜2,000円程度、飲み物代別途)

希望者はフィールドワーク申込み時にあわせて参加表明をお願いします。

 

◆申込み

フェイスブックのイベントページ、又は名古屋スリバチ学会ホームページ(http://nagoyasuribachi.jimdo.com/)からお申込みください。

フィールドワーク①、懇親会②の出欠がわかるように、番号を記入してお申込みください。

※なお、申込み後、キャンセルされる場合は必ずご連絡ください。(懇親会は、5/25以降にキャンセルした場合、参加費をいただきますので、ご注意ください。)

 

◆参考資料

事前にご覧いただくと理解が深まります。

・今昔マップ http://ktgis.net/kjmapw/

「中京圏編」をクリックして、該当地域の新旧地形図を対比してみる

*1美濃路の庄内川渡渉ルートの変化(枇杷島橋の位置変更)

*2旧名岐国道(R22)の新設

*3名鉄線の変化(当初押切が終点、戦中現在の名鉄名古屋駅へ乗入)

*4庄内川の中島の撤去(洪水対策、1955年)

 

・清須市デジタル図鑑 http://www.kiyosu-digitalbook.jp/index.php

「文化財」をクリック>「柴田家住宅」で検索

 

・文化財ナビ http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/bunka/bunkazainavi/ 

「清須市」をクリック>「柴田家住宅主屋」をクリック